『幸福になりたいのだったら、人を喜ばすことを勉強したまえ』
というイギリスの詩人:M・プリオールの言葉と、
『人を幸せにすることが自分の幸せと思える人は、幸せになりやすい』
という著述家の本多時生の言葉があります。
自分の幸せしか考えられない人は、結局幸せにはなれず、他人の幸せを考えている人は、周りの人たちも幸せにし、自分も幸せになれることがうかがえます。
利他の精神で人や社会に接すること。せちがらい世の中ではありますが、常に人を幸せにさせる人間になりたいですね。
皆さんはどう感じましたか??
こんばんは。マネージャー3回生の吉本です。春合宿(in鹿児島県)が終わりましたー。運営をしてくれた岳をはじめ、関わって下さった皆様ありがとうございました。彼らのお陰で合宿が出来たことは言うまでもないです。3ヶ月後には部活動を引退しています。正に光陰矢のごとし。残された時間を活用してマネージャー業に励みます。では本題へ。
先ずは、当ブログを読む時間を作ってくださり本当にありがとうございます。何か一つでも感じていただけると幸いです。
今回は、窓ワレ理論について知る機会があったため、窓ワレ理論について書きます。
また、もう直ぐ3月11日をむかえるということで、3月11日から内的旅行をして、居安思危が想起されたため、居安思危について書きます。
皆さんは、『窓ワレ理論』という言葉を耳にしたことはありますでしょうか。『窓ワレ理論』は、「ブロークウィンドウ理論」とも呼ばれる理論のことです。
実際、1969年にスタンフォード大学の心理学者、フィリップ・ジンバルト教授が面白い実験をしたそうです。
先ず、街のなかでも比較的治安の良い場所を選びます。次に、そこで1週間、「ボンネットを開けっぱなしの状態」で放置した自転車と、ボンネットを開けっぱなしの状態に、「窓ガラスが割れている状態」を加えた自動車の、2つのパターンのクルマを放置して様子を見ました。結果的に、歴然とした差が表れたそうです。
ボンネットを開けているだけの状態では、1週間、特に何も起こらなかったのに対して、ボンネットを開けた状態に窓ガラスの破損を加えただけで、10分後にはバッテリーもタイヤもすべて持ち去られたそうです。さらには、落書きや破損が行われ、1週間後には完全にスクラップ状態にまで壊されたそうです。
窓ガラスが割れているというマイナスの状態が、マイナスの磁場をつくりあげ、そこに住む善良な人間の心にも影響を与えることが見て取れます。
また、実際に、1920年代、アメリカのニューヨーク市では、年間60万件以上の重犯罪が起きていたそうです。そこで、『窓ワレ理論』に基づいて対策を施したところ、犯罪発生率を75%も激減させることに成功したそうです。実際の対策は、重犯罪を取り締まることではなく、落書きや無賃乗車などの軽犯罪を徹底的に取り締まったそうです。
つまり、落書きや無賃乗車こそが窓ガラスが割られている状態であると考えたそうです。そこで、実際に無賃乗車を徹底的に取り締まり、地下鉄の車両基地では、交通局の職員が総出で、約6000もある車両一面に書かれていた落書きを消す作業を行った結果、犯罪率を75%激減させたそうです。
そして、これらのことから何が言えるのかというと、すべては小さいことから始まっているということです。故に、重要なことは、マイナスの元になったエネルギーになっている、小さな「まあ、いいや」を取り除くことであることが分かります。そして、負の連鎖が拡大しやすいことも頷けます。
今思い出しましたが、真ちゃんが合宿の1分間スピーチで話していたことも、詰まるところ、窓ワレ理論で纏めることが出来るのではないかと感じます。皆さんは、どのように感じましたでしょうか。
次に、「居安思危」について書いていきます。
もう直ぐ3月11日を迎えますね。3月11日は東日本大地震が発生した日です。私が東日本大震災関連のニュースから感じることは、明日という日の不確かさです。諸行無常、有為転変の世であることは世の真理ですね。
つまり、今日という日の延長に、必ずしも私たちの思い描く日が来るとは限らないことが知らされます。そこで、未来の憂いをなくすために、大切なのは危機管理ではないでしょうか。その心構えとして、たびたび耳にするのが、「居安思危」という言葉です。皆さんは、「居安思危」という言葉を耳にしたことはありますでしょうか。
この言葉は、帝王学の指南書となった中国の古典『貞観政要』に登場することで有名な言葉です。
今から1400年ほど前の中国・唐で、屈指の名君として知られる太宗皇帝は、重臣たちの諫言に耳を傾けながら常に緊張感を持って政治に取り組み、「貞観の治」といわれる安定した治世を行いました。世界史Bを履修された方は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
その政治の要諦を著したとされる『貞観政要』は、彼と重臣たちとの間で交わされた問答を中心に編まれており、北条政子や徳川家康など、後の世の為政者に政治の教科書として読み継がれたそうです。
そして現代でも、重い責任を背負う社長やリーダーなど、多くのビジネスマンに愛読されているそうです。実際に、三ノ宮のジュンク堂にもありました。
本題の「居安思危」とは、「安きに居りて、危うきを思う」と読みます。
「安きに居りて」とは、まだまだ安全で、大丈夫だと多くの人が考えている今のこと。
優れたリーダーというものは、そんな時から、「危うきを思う」、未来にやってくるであろう危険について考えておくものだという意味です。普段から万が一のことを思い、常に用心を怠らないようにすることが大切ですよ、という戒めの言葉だそうです。
太宗皇帝やその側近は、優れた治世を行おうと常に努力した、勉強家だったそうで、当言葉には、元ネタがあるそうです。
さらに古い中国の古典『春秋左氏伝』に、大切な心掛けを学んでいたそうで、そこには、「居安思危(安きに居りて危うきを思う)」に続けて、こう記されているそうです。
「思則有備(思えば則ち備え有り)、
有備無患(備え有れば患い無し)」
「将来の危険を思い起こせば、当然その心は準備となって現れるはずだ。危険に備えてこそ、不安を晴らすことができるのである」という意味です。備え有れば患い無しは多くの方が耳にされたことがあるのではないでしょうか。
この3行は、平時における備えの重要性を説いた言葉として、知られています。
「最悪を覚悟して、最善を尽くす」
これが危機管理の基本といるそうです。私たちも万が一に備えて、保険に入ったり、年金を納めたりしています。当部活動でも、関西インカレ2023をむかえるまでには、テストやレポート、就活、アルバイト、日々の生活があり、時には怪我や風邪、花粉症などが襲ってくることも想定されます。少しでもこれらに備えて、万全の状態で関カレをむかえたいですね。
皆さんは、どう感じましたか??
最後まで読んでいただきありがとうございました。今回のブログはいかがでしたでしょうか、何か一つでも感じて頂けると幸いです。今度ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。失礼いたします。
次のブログは、誰か書きたい方よろしくお願いいたします。大津留君は誰を指名したのだろう。恐らく夕貴ちゃん?
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